体験レポート

誰もが味わえる、理想の道へ|たこ焼きのお多幸ちゃん

2025.11.03

今回はくりふとキッチン前身事業「まちなかレストラン(ヤムズキッチン)」時代から栗山町で活動する、沼田町在住の麻生雄司さんの声を紹介します。出張スタイルで道内各地で活動をしており、栗山町では月2-3回程度出店されています。町内で活動を続ける原動力や夢への想いについてお聞きしました。

■たこやきのお多幸ちゃん

麻生 雄司さん(沼田町在住)

地域づくりは、たこ焼きの道へ

麻生さんは芽室町出身。栗山町には大学のゼミ活動がきっかけでもともと愛着はあったといいます。大学卒業後は、関西の飲食店で働いていましたが、地域づくりに興味を持ちはじめ、平成28年から北海道小平町の地域おこし協力隊として活動を始めます。

協力隊の活動では、飲食店を持つことを見据えて、地元食材を使用したピザづくりを中心に活動していましたが、活動の中で、小平の特産であるミズダコを全国にPRする「タコ箱漁オーナー」事業に携わることになります。

自分が作りたい料理を試行錯誤した結果、「たこ焼き」が肌に合うと考え、協力隊任期終了後は小平の隣町である沼田に転居し、通いで北海道新十津川町に住む大阪出身の知り合いの元で修行を開始します。

令和2年以降たこ焼き修行を積み、同年から栗山町の元地域おこし協力隊の繋がりからまちなかレストラン(ヤムズキッチン)の取り組みを知り、出店をスタートさせました。

栗山への地域愛が芽生える日々

「出店を通して顔なじみのお客様が増え、地域に根付いてきた実感があります。お客様のニーズや提供までの流れ、イベント時の対応など、多くのことを学ばせていただいています」と笑顔で話します。


沼田町在住のため「沼田から通うのは大変じゃない?とよく聞かれますが、地元(芽室町)と似た雰囲気があり、栗山町での活動は居心地がよく、大好きです」と照れながらも話します。

屋号に込められた願い、チャレンジはまだまだ続く

長年の出店を通してキッチン利用者や地元商店街関係者との繋がりも深まり、最近ではまちの駅「栗夢プラザ」で行われる定期イベント「ゆっくり市」にも出店しています。

町内でもその名とグルメは広がりつつありますが、屋号である「お多幸ちゃん」にはある願いが込められているとのこと。

「屋号である「お多幸ちゃん」には、“アレルギーや体質に関わらず、多くの人が食べられるメニューを提供したい”という願いを込めていて、現在は米粉100%のたこ焼きや卵未使用のたこ焼きにもチャレンジしています。

夢は“自分のお店を持つこと”ですが、まずは目の前の目標に丁寧に向き合い、多くの方に私の味を楽しんでいただきたいと考えています。

■たこ焼きのお多幸ちゃん

営業日は不定営業のため、最新情報はInstagramをご覧下さい。

https://www.instagram.com/otakocyan





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