体験レポート
アイディアの宝庫はじめてラボ
2025.05.18

はじめてラボではアイディアを形にできる!
今回は「はじめてラボ」に参加しました!はじめてラボでは作りたいものをスタッフの方に相談しながらデータを一緒に作成し、ファブラボにある機械を使って実際にグッズや作品として制作することができます。
私はスマホスタンドを作りたいと考えていたので、事前にデザインのデータを作ってから参加し、スマホスタンドを制作してきました!
参加のきっかけは北海道情報大学の授業の中で、商品のデザインやグッズの案を考えたことです。普段はデータとして形にすることが多いため、グッズ制作の工程や必要な機材についての知識を得ることで自分のアイディアの幅を広げ、実際に制作してみて今後のデザインの参考にしたいと思い参加しました。
ファブラボの機械

最初にファブラボにある機械の紹介をしていただきました!3Dプリンター、大型CNC切削機、今回使用する予定のレーザー加工機、UVプリンターなどさまざまな機械についての説明を聞くことができました!他にもたくさんの機械があり、使ったことのないものばかりでした。
中でも特に気になったのは刺しゅうミシン!刺しゅうミシンは写真やイラストをシャツやキャップに刺しゅうできるそうで、実際に刺しゅうされた作品を見て、作ってみたいもののアイディアがいくつも思い浮かびました。次の機会にはぜひチャレンジしてみたいです!
ファブラボではこれらの機械を活用してさまざまな作品を制作しているそうです。
制作の準備

制作を始める前に、スマホスタンドのデータを作成しました!
通常は作りたいものについてスタッフの方と話し合いながらデータを作成していくそうですが、今回はあらかじめ用意してきたデータがあったため、それをもとに制作に適した形式に修正しました。スマホスタンドは二つのパーツを組み合わせて制作する予定だったので、パーツ同士がピッタリ合うようにするにはどうしたらいいか相談しながら決定しました。
制作にはレーザー加工機とUVプリンターを使用するため、それぞれの機械に対応するように線の太さや色を調整していただき、曖昧だった部分は相談しながら決定することができたので安心して制作に進むことができました!
デザインだけでなく、おおよそのサイズまで考えておいたおかげでスムーズに進行することができました!
栗山町のイラストを使用したスマホスタンド
データが完成したのでさっそくスマホスタンドの制作を開始しました!

最初はレーザー加工機でスマホスタンドの形にアクリルを切り抜きました。これは実際に切り抜いているところです。切っている最中は、レーザー加工機についてより詳しく説明をしていただきました。レーザー加工機では彫刻もできるとのことで、彫刻にはどのような種類があるのかも知ることができたので今後のデザインに生かせそうです!

次に切断したものを自分でセットしてUVプリンターでイラストを印刷しました。スマホスタンドに載せたイラストは栗山町フリーイラスト素材サイト「フリヤマ」のものを使用しました。自分がデザインしたものが形になっていく過程を見ていると、とてもわくわくしました!今回機械の操作自体は行いませんでしたが、操作方法を説明しながら実演していただいたので機械への理解が深まりました。
完成したパーツを組み合わせるとピッタリとはまり、スマホスタンドとしても使いやすく、イラストのデザインもお気に入りのものを制作することができました!

くりふとの魅力!
データで作成したものがパーツを組み合わせたことによって立体的になり感動しました!今回の体験を通して作品になっていく過程や、思い通りに作れる楽しさを感じることができました。さらに、他の参加者の方のアイディアや普段ファブラボに通っている方の作品を見て、自分が知らなかった制作方法を知ることができ、良い刺激になりました!

くりふとではコロッケを食べました。くりふとには「くりふとキッチン」という飲食ビジネスのチャレンジを支援し、シェアキッチンとして利用できる場所もあります。日によってくりふとで食べられるものも違うので何が食べられるのか考えることも楽しみの一つになりそうです!
また、安全操作講習というものを受けるとさらにものづくりの幅が広がると思うので次の機会があったら今回使えなかった機械を駆使して他の作品も作ってみたいです。イベントもたくさん行われているので参加してみたいです!
<この記事を書いた人>
北海道情報大学 あかね
ものづくりが大好きです。くりふとで色々なものを作ってみたいです。